捨てる恋あれば拾う恋あり 第2話
「何度も告白させる女」
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今回の恋愛オンチちゃんは、ユリカさん(22歳)。交際歴3人、彼氏いない歴1年半。彼女は、たった1回の告白では男性を受け入れない。

たとえば・・・。

彼氏になる予定の男性「俺と付き合わない?」
ユリカ「本当にあたしのこと、好きなの・・・?」

このように、1度目の告白はあっさり断り、その後、全く会わないわけではなく、関係は維持、何度告白して来ても、心に響かなければ、何度でも告白は断る。
だが、めげずに10回も告白されると、ようやく交際をOKする。なぜなら・・・。

ユリカ「1度や2度じゃ、信用できないんだもん。」

この男性以外でも、他の男性では、5回、同じ理由で、告白させている。

しかし、最近は、1年半ほど彼氏が出来ない。無論、出会いがないわけではない。1回目の告白をいつも通り断ると、その男性は、2度と彼女の前に現れなかった。
告白の回数=愛の重さである彼女にとって、恋愛に発展するまでの男性がなかなか現れずにいた。でも、恋愛はしたい、彼氏は欲しい。彼女は、何度も告白されないと愛を感じない恋愛オンチちゃんだった・・・。

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なるみ「何で、信じひんのかなと思った。」
ユリカ「パッションでガツンとぶつかって欲しいんですよ。」
関根「ユリカちゃんの『副社長』と言うのは?」
ユリカ「ついこないだ、大学を卒業したばかりなんですけど、学生の時から友人と一緒に会社を立ち上げて、今、旅行代理店の副社長。」
なるみ「自信があふれているのが分かる。そうでないと、お洋服屋さんによって、洋服をなかな、チョウスできなくなる。」
なるみ「でも、何回も告白されるのはね・・・。」

あびる優「はじめましてで、いきなり『付き合ってください。』と言わせてるかけではないくらいだから・・・。1回では受け入れないという理由は・・・」

ユリカ「1回目のデートで、2,3回で何が分かるんだろうと思ってしまう。」
なるみ「1回目の告白で断られ、再び現れない人は・・・。」
ユリカ「愛がないと思う。プライドを捨ててでも来てくれたら・・・。パッションをぶつけ合いたいんですよ。魂をぶつけ合うみたいな。」
なるみ「1回や2回で落ち込む奴はダメなんですね。」

恋愛は、「パッション。」ユリカさんは、そう言い切った。

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思い出の品は、プラダのドレス。80万円也。お付き合いを申し込まれた男性に、プレゼントされたもので、友だちの件婚式があったときに。着ている所が見たいという元彼が買ってくれたもの。ちなみにその彼は、社長さん、告白は1回のみなので、受け入れていない。
新たな恋を始める場合は、決別してもらい、始めない場合は、持ち帰ってもらう。

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なるみ「理想の告白とかある?こう言うシュチエーションで行うと落ちてしまうみたいな。」
ユリカ「みんなの前でとか。思わず言っちゃった。」
関根「パッション溢れて。」

こんな彼女に、意外な過去が・・・

関根「中学時代に10回告白してくれた人がいて・・・」
ユリカ「10回も告白して付き合い始めたのに、その人の先輩が、私のことを、いいなと言ったらしくて、『ちょっと紹介しろよ。』と言った。でも、その人とは、恋愛関係。なのに、先輩に逆らえず、1万円で、私の電話番号を教えて貰っていた。」

あびる優「中学生、高校生の時の、告白の10回と、20代、30代の告白1回は、同じくらいの重みがある。」
関根「中学生は、彼氏がいること自体、ブランドだから。」

男性スタジオの男性は・・・。
「感情表現の豊かな人で、合うかなあと思ったんですけど、やっぱり、10回が多いですね。」
「金銭感覚について、年齢が上かなと思ったんですけど、恋愛では、年齢が低そうと思った。」

岩佐真悠子「突然、彼氏とデートしていたはずなのに、突然、先輩の所に連れていかれて、おいてきぼりで彼氏帰っちゃって。」
関根「それでトラウマになったりは。」
岩佐真悠子「しないです。」
関根「それが原因で、1回2回では信用できなくなってしまった。ユリカちゃん、頭がいいと思う。」
田野アサミ「頭の良さゆえに考え過ぎて、回数を・・・。」
スザンヌ「直観みたいなものを大切にしたらいいのかなと。長く付き合った彼とかでも、出逢ってすぐに付き合って、ずっと続いた彼もいたし、すぐにダメになってしまった彼もいる。」

関根「もうひとつ、彼氏が出来ないと思い当るところがあるんですよね。」

もうひとつ、彼氏が出来ない理由とは・・・。

ユリカさんの友だち「彼女は、非常に頭のいい女性で、ついついお酒や合コンの場で、知的な話をしすぎますね。」

知的な話とは・・・。

ユリカさんの友だち「急に働きアリの法則の話を始めたり、とりあえず雑学王で、いろんなことを知っています。男の子からにしては、ぶっちゃけ、その話いいよ、みたいな。」

雑学が原因で男性に引かれる・・・。

田野アサミ「告白を断るときに、2回目はチャンスがあるんだよなと言った断り方をせずにぽんと断ってしまう。」
矢口美樹『もっとあなたのことを知りたいから、返事を待ってください』と言う。1回にそそいでくれている人もいるはずだから。」
あびる優「あんまり、安易に断ると、簡単に『結構です。』と言っているようなもの、自分もそう思われても仕方がない。」

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今回、告白希望の男性は、3人。

1人目、亀井邦明さん(33歳)、「きれいですし、頭のいい女性が好きなのでぜひパッションのぶつかり合いをしたいと思います。」
2人目、西田未来央さん(32歳)、「飲み会の席で、空気が読めないという所が。空気が読めない人が好きなのでツボでした。」
3人目、長谷川裕倫さん(26歳)、「雑学王とよく呼ばれていますので、雑学対決したいと思います。」

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デート当日、デート場所は、「八景島シーパラダイス」
ユリカ「自分のいけない所が、ちょびっとだけ分かった気がします。回数よりも1回の重みを信じるのも大事かなと思いました。」

デートは、男性3人対女性1人で行われた。すぐに男性によるアピール合戦が行われた。情熱を動かすことが、彼女の心を動かすことにつながる。

2時間後、亀井さんが2ショットに持ち込んだ。西田さんは、2人の様子を背後からのぞいていた。

そこで、謎の館内放送が流れた。

館内放送、「ラブメッセージが届いているのでご紹介します。ユリカさんへ、今日はデートできて嬉しいです。八景島で恋のパッションをぶつけ合いましょう。亀井より。」

園内で流されたのは、申し込めば流してもらえる、「ラブメッセージだった。」亀井さんは、こっそり申し込んでいた。

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デートが終了し、告白のとき。男性は2人しか残っていなかった。西田さんは、告白を辞退した。
「スタジオで見ているときは、変わっていて面白い子だと思ったんだけど、今日1日回ってみたら、意外と普通だった。」

そして、告白。

亀井さん、「俺にチカラを。ユリカ、好きだ!!!!」
長谷川さん、「ユリカと愛が芽生えたらいいなと思って。この花束を用意しました。大好きです。付き合ってください。」

ユリカさんの答えは?

「ごめんなさい。思い出を持って帰ります。」

長谷川さん、「ありがとう。」
亀井さん、「ありがとうね。」

ユリカ「みんな、すごい、いろいろしてくれて、嬉しかったんですけど、私のパッションを変えられませんでした。」

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※ 司会

女性スタジオ ... 松尾翠
男性スタジオ ... 渡辺和洋

※ 恋愛後見人 ... 関根麻里


※ 恋愛マスター

上段左から ... 田野アサミあびる優星野加奈矢口美樹
下段左から ... なるみ岩佐真悠子スザンヌ
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